1994年発売のウェディングソング 一覧
PROLOGUE・・・『ファイナルファンタジーIV ケルティックムーン』
植松 伸夫
当時、二人ともファイナルファンタジーが好きだったことと、ゲームの曲であっても民族音楽風のアレンジがなされているのでゲームを知らない人にもヒーリング系の音楽として聴いてもらえそうだということから新郎新婦入場の音楽に選びました。 原曲を知っている人は思わずニヤリとしたそうです。 また、当日はエレクトーンの生演奏をしてくれる方がいらっしゃったのですが、打ち合わせをしていたわけではないのにサービスでFF8のEyes on meを弾いてくださったそうです。
オリジナル スマイル
SMAP
「披露宴の最後はみんなに笑顔になってほしい」という思いから、結婚披露宴の最後に流すエンドロールにはSMAPの「オリジナルスマイル」を選びました。 また主人と私の年齢差が6つあるため、当然友人たちも年齢層はバラバラ。そこで、「流行りの曲やアーティストじゃなく誰でも知っているアーティストを。」ということで、SMAPにしました。 また、夫婦共通の趣味や音楽がなかった私たちの唯一の共通点は"木村拓哉さんか好きなこと"でした。SMAP解散報道があった後だったので、名残惜しさや応援の意味もあって、この曲にしました。
Rock 'n' Roll Star(ロックンロール・スター)
Oasis
当時、私達夫婦はともに30代で、お互いに中学生の頃からoasisが大好きで現在まで聴いています。 同年代の友人達もoasisが好きな人が多く、育った環境や経験は千差万別でも、oasisのあの曲を聴くとあの頃を思い出す、といった青春の思い出をそれぞれが持っています。 オアシスの曲の中でも、Rock 'n' Roll Starは私が一番好きな曲で、歓談の始まりにかけてもらいました。ゲストに楽しんでもらえるようにと、他のoasisの色々な曲を、歓談中を中心に何曲かかけてもらいました。
恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)
Mariah Carey(マライア・キャリー)
結婚披露宴が無事すべて終了したあとの最後の新郎新婦の退場のときにこの曲を使いました。 招待客の皆さんが花道を作ってくれて、その間を私たち新郎新婦が通っていきながら退場するというスタイルでした。結婚披露宴をした日が、12月でクリスマスも近かったので、この曲を選びました。 そこまでしんみりとした曲でもなくノリノリになれる曲で、誰もが1度は聞いたことがある曲を探すと、この曲にたどり着きました。最後の最後の退場まで招待客の皆さんと楽しみたいと思ったのでこの曲を選びました。
今夜はブギー・バック (smooth rap)
スチャダラパー with 小沢健二
高校生の時からこの曲が好きでした。どこかおしゃれでムーディーなのに、気楽に聞き流せるラップが心地いいです。 自分も友人の結婚式に出た時に、嵐の曲など結婚披露宴のBGMでよく聞きますが、自分だったら絶対BGMには『今夜はブギー・バック』にするって決めてました。 歓談のシーンの時は、昔懐かしい人たちと楽しく会話や食事を楽しんでほしいと思い、ちょっとしたパーティーのようなノリのテイストの曲にしたかったのです。 お陰様で、「懐かしかった!」「あの選曲は○○さんらしいな~って話してたよw」と、思いのほか好評でした。 きっと、同じ年代の友人たちからすると、中学時代にタイムスリップした感じだったのではないでしょうか(^^)
春よ、来い
松任谷 由実(荒井 由実)
ユーミンは主人の亡くなった母親の大好きなアーティストであり、この『春よ、来い』はその中でも最も好きな曲でした。 お互い母親がいないということもあり、参列できない母親への思いをすこしでも表現すべく、主人と二人でこの曲を選びました。付き合っていた頃からお互いの母親の話をよくしていて、その中でこの曲のことを聞いたとき、その場で調べてその場で聞き、二人で涙しました。 お互いの母親のことを語り、母親への思いを理解しあって、また一歩大きく絆が深まったと感じました。とてもとても大切な楽曲です。
歩いて帰ろう
斉藤 和義
両親の手紙ですっかり大号泣で湿っぽくなってしまっても大丈夫。 アップテンポで元気なのだけれど、音量を多少上げてもギター音もさほどうるさくならない。退場時に流れる最後の曲がアイドルとかだとミーハー感だけ残って終わる感じがするので大人な好感度の高い斉藤和義なのが余計良い感じ。 自分が小さい時に発売された曲だけど全く古くなく、明るく可愛く、手をつないでスキップで帰りたくなる様な晴れ日を思わせる様な幸福感の高い曲。斉藤和義の声が嫌され優しい空気が流れ皆んな笑顔になる昔からのお気に入りの曲。
愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)
Elton John
自分たちの結婚式の楽曲は、穏やかで綺麗な曲がいいと感じていました。ディズニー映画の曲は、日本人になじみが深いので自然と気持ちもリラックスできるかと思い、ディズニー映画の歌の中から『ライオンキング』の主題歌である『愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)』を選びました。 ディズニーの曲は不滅なので、よくテレビでも流れているので、時々、結婚式を思い出したりもすることができます。結婚式で流すBGMはみんなに好かれる曲が一番いいのではないでしょうか。思い出がいつも身近に感じられるのです。この曲を選んでよかったです。
Whatever(ホワットエヴァー)
Oasis
私がイギリスポップが好きなので、結婚披露宴で使う曲はイギリスアーティストで統一しました。 最初は結婚式場で用意されている既存のクラシック音楽をかけてもらおうと思っていましたが、クラシックはないとのことだったので、自分で好きな曲を探しました。 この曲にした理由は、イントロが弦楽器で始まり、クラシックのようだったからです。新郎新婦入場から始まる結婚披露宴の最初にかかる曲だったので、この曲を聴くと今でもあの時のことを思い出します。 もともと好きだった曲ですが、結婚式に使用してますます好きになりました。
Endless Love(エンドレス・ラブ)
MARIAH CAREY & LUTHER VANDROSS
元々はオリジナルの『ライオネルリッチーとダイアナロス』の楽曲が好きで自分の結婚式には使いたいと思っていましたが、結婚式を挙げる少し以前にこのカヴァー曲が発表されマライアキャリーのファンでもあったので決めました。 和訳の歌詞をみてもこれからの2人の人生の旅立ちにピッタリの曲で他に思いつく歌はない程です。結婚が決まってからは車のBGMは常にこの曲でしたし、結婚後も余韻に浸る程お気に入りの曲です。オリジナルはもう35年も前の曲ですが名曲と呼ばれる歌はいつの時代でも心に響きますね。
Hazard Profile Part 1
Soft Machine
ウェディングソングは、基本的に彼女(カミさんですが)にお任せ。やれ『Boys town gang』 だの『ライオンキング』だの、『ディズニーマーチ』だの可愛らしいのを選んでくれましたが、一か所だけオレの好みにさせておくれと、頼み、入場シーンのみぼくのプロデュースで選曲しました。 どんな曲を使うかなんて、当日までひた隠しの秘密事項。イザ本番の時にかけたのがイギリスのロックバンドSoft Machine(ソフト・マシーン)』の代表曲「Hazard Profile Part One」。1972年発表の大ハードロック!アラン・ホールズワースの豪快なギターがさく裂しまくるすげー曲で、会場内のひとは、ぼくを除いてドン引き(笑)あとでみんなからめちゃめちゃ怒られましたが、20年近く経過した現在でも、ぼくは満足しております。